耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科

常勤医師3名(横溝 道範)

1.診療内容

イラスト:耳鼻咽喉科

当科では「広く深く」耳鼻咽喉科診療を提供できるよう日々努力している。大仙市・仙北市・美郷町(人口14万)で耳鼻咽喉科入院加療できるのは当科のみである。
午前に外来診療・病棟処置を実施し、午後は毎日手術(火曜日は外来局麻日帰り手術)となる。その中でも特に頭頚部癌の治療に力を入れており、頭蓋底手術・開胸・血管吻合を要する再建外科などの複雑な手術も対応でき、県南地域(人口33万)の頭頚部癌治療を引き受け、最先端の医療を提供している。
さらに、サイバーナイフ治療や悪性黒色腫の免疫療法などの特殊な治療は、東京・千葉などに依頼できる体制をとり、年間2~3名がその恩恵に預かっている。
手術室での2009年の手術件数は約130件であり、癌の根治手術は30件(再建手術は11件)だった。
顔面の形成や下顎骨骨折を含めた顔面外傷全般も当科で対応している。

2.研修の概要

イラスト:耳鼻咽喉科

地域の入院適応のある耳鼻咽喉科患者のほとんどが当科に入院するため、まんべんなく当科疾患を経験できる。救急疾患についても、地域で耳鼻咽喉科救急を担っているのは当科だけであり、顎顔面外傷も含めて数多くの耳鼻咽喉科救急疾患を経験することができる。
常勤医が3名いるために、研修医への指導の体制にも問題はない。現在の研修制度が始まる以前から、1~2年目の医師が在籍することが多く、初期研修を2名受け入れた実績もあり、希望にあわせて十分な経験・研修を実施できるものと確信する。上気道炎にしても、鼻腔・咽頭粘膜所見を観察して、より的確に状況を判断できるようになり、気管切開についても専門的な指導のもとに経験を積め、将来何かを専攻しても役に立つ経験を得ることができると考える。