
緩和ケアとは、病気の治療の全経過を通して認められ身体や心のさまざまな苦痛を和らげ、患者の皆様や、ご家族にとって可能な限り良好な生活の質(Quality of Life)を実現させるための医療です。
『緩和ケア』=『終末期医療』ではなく、病状のどの時期においてもおこなわれます。患者さんやご家族が、自分たちの生活に合わせた治療を選択していくためのサポートをさせていただいています。
チームのメンバーは麻酔科医師、外科医師、薬剤師や看護師、ソーシャルワーカーが中心となり、必要に応じてリハビリテーション科や栄養科などと協力して診療にあたっています。
緩和ケアチームに何かご相談したいという場合には、主治医、看護師または医療相談室(下記を参照ください)にいつでもお気軽にお伝え下さい。
場合によっては主治医のほうから患者さんあるいはご家族に、緩和ケアチームの参加をご相談させて頂くこともありますのでよろしくお願いいたします。
日本人はよく我慢強いと言われます。長い行列があっても待ち続けることができますし、ストレスを受けても我慢することができると言われています。
痛みに対しても同様で、多くの患者さんは痛みに苦しんでもそれに耐えようとしています。日本人には痛みに耐えることが美徳であると思われてきました。
最近では早期から緩和ケアを導入することが重要であると言われてきています。つまり、早い段階から痛みの治療を行うことが重要であるということです。痛みの性質や部位、程度、どんな時に痛くなるのか、など患者さんの情報を医療チームが素早くキャッチします。
痛みを我慢しすぎると、食事がとれない、眠れない、動けないなど様々な弊害が起こります。どうかその痛みを我慢せず、医療スタッフに伝えてみてください。きっと今よりも充実した生活を送れるとはずです。